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「LiTime VS Jackery」の見出しと共に、左にLiTimeのバッテリー単体+インバーター、右にJackeryの完成品ポータブル電源が並び、それぞれのメリット・デメリットが箇条書きで表示されているイラスト画像。

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LiTimeとJackery、比較すると何が違う?まず知っておきたい構造の差

「LiTimeとJackery、結局どっちがいいんだろう?」型番を並べて比較しようとして、私も最初につまずきました。Jackery公式サイトには「ポータブル電源」という完成品カテゴリがあります。でもLiTime公式サイト(jp.litime.com)のメニューを見ると、おすすめセットや12V/24V/48Vバッテリー、Miniバッテリー、インバーターなどで構成されていて、完成品の「ポータブル電源」という枠が見当たりませんでした。

点検の仕事でも、分電盤から先の配線を一つ組むだけでトラブルの元になる場面を見てきました。バッテリーとインバーターを家庭で初めて組み合わせる作業にも、同じ緊張感があると感じています。つまりこの比較、本当は「型番対型番」ではなく「完成品を買うか、構成を自分で組むか」の比較なんです。

Jackeryの完成品は何ができるか

「1000 New」は容量1070Wh・定格出力1500W、重量10.8kg。停電時に扉の開閉を抑えた冷蔵庫1日500Whをまかなうと考えても、余力を残せる計算になります。

Jackery 1000 Newと容量が近いDabbsson DBS1300を比べた記事もこちらに書いています。

Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

炊飯器や電子レンジなど消費電力の大きい家電が重なる家庭には「2000 New」が候補になります。ただし定格出力2200Wは上限なので、複数の家電を同時に使うなら、それぞれの消費電力を合算して上限内に収まるかを確認してください。箱から出してボタンを押せば使える。この「すぐ使える」価値、夜中に試行錯誤する余裕がない子育て・ペットのいる家庭にこそ効くと私は思います。

Jackery ポータブル電源 1000 New
Jackery ポータブル電源 2000 New

LiTimeの構成なら、何を自分で揃える必要があるか

LiTime公式の「12V 230Ah Bluetooth内蔵バッテリー」には、防水・低温保護・防災用というタグがついています。ただ容量Wh、最大継続出力W、インバーター内蔵の有無は、公式ページに記載がありませんでした。

LiTime公式サイトには12V1000W・2000W・3000Wのインバーターが、バッテリーとは別の製品として並んでいます。AC家電、つまり冷蔵庫や照明を動かすには、バッテリーとインバーターを自分で選んで組み合わせる前提になるわけです。

正直、ここは私も迷いました。コストはたしかに抑えられそうです。でも配線を組む手間とミスのリスク、子どもやペットが家にいる家庭が負うべきでしょうか?そこは家庭ごとに判断が分かれると思います。

なお、上記の商品リンクはバッテリー単体ではなく、インバーターを含むセット品です。バッテリーとインバーターを別々に選びたい場合は、販売先で単体の製品を確認してください。

LiTime 12V230Ah Bluetooth付きディープサイクルバッテリー

LiTime 12V 230Ah Bluetooth リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

子どもとペットがいる家庭は、結局どちらを選べばよいか

「今すぐ安心して使えること」を優先するなら、Jackeryのような完成品が向いています。停電した夜に子どもが怖がっていたら、配線を考える余裕なんてありませんよね?

一方でDIYや車中泊の電装に慣れていて、船舶や低速電動車など用途が限定的なら、LiTimeの構成を検討する余地はあると思います。逆に配線作業に不慣れな家庭には向きません。

置き場所もけっこう違います。完成品は本体一つを子どもの手が届かない場所に置けば済みます。でもバッテリー+インバーター構成は、配線の分だけ点検・収納の手間が増えます。意外と地味に差が出るポイントです。ペットの水や空調まで含めて停電時の備えを見直したい方は、ペットの防災グッズの記事もあわせてご覧ください。

保証・サポート面で確認しておきたいこと

Jackery公式の2022年の告知では、従来2年だった保証期間をご購入日から3年間に延長し、公式サイトでの新規購入なら1年延長の無償オプションを選ぶことで自動的に3年保証になるとされていました。現在は一部の製品ページに「3年+2年の自動延長で合計5年保証」という表記があり、これは2022年の告知以降に更新された内容とみられます。購入前に対象モデルの公式ページで確認してください。

LiTime公式の12V230Ahページにはサイト共通のバナーで「最大5年保証」と表示されていますが、この製品固有の保証条件としてページに明記されているわけではありません。断定はできないので、こちらも販売先で確認するのが確実です。

まとめ:次に何をすればよいか

家庭の家電構成がまだ決まっていないなら、まず必要な容量を確認するところから始めてみてください。防災用のJackery比較はこちらの記事、冷蔵庫をどのくらい動かせるかはこちらの記事で確認できます。

備前まもる|そなえ暮らし編集長

建物管理・消防設備点検に携わる現役管理職。家庭向け防災用品を必要性・実用性・維持管理の視点から調査しています。